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ヤナギサワ・サックスの特徴

投稿日:2020年8月14日 更新日:

ヤナギサワ サックスの特徴

今回は、初めて本格的なサックスを購入する、という方に向けてサックスの主要メーカー「ヤナギサワ」の特徴をわかりやすくまとめてみました。

一言で言うとヤナギサワ ・サックスの特徴は「脱セルマーを目指す独自路線ブランド」というところです。ヤナギサワ独自の「素材の響き」や「上品な艶、響き」が自分の好みにハマるか、がポイントです。

ヤナギサワ ・サックスのメリット

  • 素材とネックにバリエーションを持たせた、実質、最初のメーカー。
  • ヤナギサワ独自の音の響きがある。
  • 渋い音・ダークな音よりも、はっきりとした音・明るい音を好むプレイヤーに愛用される傾向にある。

ヤマハよりもどちらかと言うと独自路線といった感じのヤナギサワ です。なので「ヤナギサワらしい音のよさ」が「セルマーの音の良さ」よりも好みに合うかどうか、が決め手になります。

銀素材やブロンズ素材がヤナギサワらしい管体

ヤナギサワ・サックスはその独特な響きが最大の特徴です。 特にシルバー・プレート仕上げの管体やブロンズのヘビー・ウェイト管体、そして予算があればシルバー・ソニック管体(銀素材製)などブラス素材でない管体を選んだ方が「よりヤナギサワらしい響き」を堪能できます。

管体に使われている素材は、モデル名で区別することができます。

  • モデル名に「37」がつく…シルバー・ソニック(銀製管体)
  • モデル名に「2」がつく…ブロンズ(銅製管体)
  • モデル名の最後にに「S」がつく…シルバー・プレート(銀メッキ管体)

素材によって管体がどんなキャラクターになるか、は以下の記事を参考にしてください。

スターリング・シルバーと純銀と洋銀の違い。銀色のサックスなどの楽器の銀の純度や音の影響は?

ゴールドプレートや金素材のサックスや管楽器は何がいいの?素材や音について~24金や18金の違い~

ヤナギサワ ・サックスはもちろん通常のブラス管体も非の打ちどころのない出来なのですが、艶やかでくっきりとした音を活かせる音楽ジャンル(フュージョンやPOPS)以外では、セルマーに比べて味や個性を引き出すのが難しいのも事実です。

ヤナギサワ・サックスのデメリット

  • セルマーと同じく、けっこうしっかりと練習・吹き込みをしないと本当の良さを引き出せない。
  • ヤマハ、セルマーに比べ基本数が少なく、店頭での選択肢が限られる傾向にある。
  • 「音の響かせ方」の方向性が独自路線なので自分の好みが曖昧な段階ではセルマーなどと吹き比べてみた方が良い。

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