分割したクリップをつなぎ合わせると「プッ」という
ちょっとしたノイズ音(クリップ音)がはいることがあると思います。
そういったときに「使える」エフェクトは
結論からいうと…
ちょっとしたノイズ音(クリップ音)を消したいときは
- 「コンスタント・ゲイン」を挿入します。
- 「エフェクト/オーディオトランジョン/コンスタントゲイン」にあります。
- エフェクト挿入後、接合部を拡大して「なるべく短くする」のがコツです
別々のクリップをつなぐと、音声部分に「プッ」とか「ジッ」とかいったノイズがはいることが多いですが
これを消すには「オーディオトランジョン」の中の
「クロスフェード」にあたるエフェクトを使います。
「オーディオエフェクト」ではなく「オーディオトランジョン」の分類になります。
使い慣れていないうちはこの区別がいまいちわからなかったりするので
注意してください。
エフェクト挿入時のポイント
ただし、普通に挿入しただけでは
前後の音声などが重なってしまい、
あまり「イイ感じ」になりません。
それではオーディオ・エフェクトの挿入手順です。
「コンスタント・ゲイン」の挿入手順
まず操作画面上にある(たいていは右はし)「エフェクト」タブを見ます。
「エフェクト」タブが見当たらないときは一番上のメニューの「ウインドウ」から「エフェクト」を選びます。
そうすると、画面上のどこかに「エフェクト」タブが現れます。
1.「エフェクト」タブから「オーディオトランジョン」を開く
「エフェクト/オーディオトランジョン/オーディオクロスフェード」
を開きます。
2.「オーディオクロスフェード」を選ぶ
「オーディオクロスフェード」から一番上の「コンスタント・ゲイン」
を選びます。
たいてい「コンスタント・ゲイン」で問題ありませんが
以下の手順でも解決しないときは
「コンスタントパワー」や「クロスフェード」も試してみてください。
3.挿入してクリップを拡大・編集
エフェクトは目的のクリップに直接ドラッグすればO.Kです。
その後、クリップの接合部を「拡大」します。
Macであればマウス・パッド部で2本指を左右に開くジェスチャーで拡大できます。
4.接合部にのっているエフェクトを「短く」する
拡大した接合部にのっているエフェクトの「はしっこ」にカーソルをもっていきます。
すると、カーソルの先が画像のように変化します。
その後、ドラッグしてエフェクトをできるだけ短くします。
こうすることで、エフェクトが接合部前後の音声を混ぜてしまうことをふせぎます。
エフェクトの長さは「てきとう」で大丈夫です。
あまり短くなっていないと前後の音声が重なってしまいます。
なので、極力エフェクトを短くするクセをつけておくと、
いちいち接合部を確しなくてもクリップ音を消せるようになります。
5.しあがり確認
接合部を再生してクリップ音がきれいにきえているか、音声が重なっておかしくなっていないか…を確認します。
なれると確認しなくてもカンでいけるようになります。