「シ=B」のコードトーン練習
やっとここまで来ました!「コードとして実践で出てくるコードの種類を先に憶えてしまう」方法の最後、12回目です。
ただ丸暗記するのではなく、分散和音で反復練習をすることでサウンドを耳に憶えさせます。
Ⅰ△7(メジャー・セブンズ)
△7は「M7」または「ⅠMaj7」とも表記します。
Ⅰ7(セブンスまたはドミナント・セブンス)
メジャー・セブンスの7度がフラットした型です。
Ⅰm7(マイナー・セブンス)
「-7」とも表記します。
ドミナント・セブンスの3度がフラットした型です。
Ⅰm△7(マイナー・メジャー・セブンス)
名前の通り、マイナーとメジャーが合体した型です。
メジャー・セブンスの3度がフラットした型です。
Ⅰ6(シックス)
セブンスの7度をつけずに6度を加えた型です。
Ⅰm6(マイナー・シックス)
「シックス」のマイナー・バージョンです。マイナーなので3度がフラットした型です。
分散和音を吹くと日本の民謡っぽい響きで覚えやすいです。
Ⅰ7sus4(ドミナント・セブンス・サス・フォー)
ドミナント・セブンスの3度が4度に「吊り上がった(=sus/サス)」型です。
分散和音を吹くとペンタトニックっぽい響きで覚えやすいです。
Ⅰdim7(ディミニッシュ)
ドミナント・セブンスの3度と5度をフラットさせて、7度を1度下げた(ダブル・フラットさせた)型です。
セロニアス・モンクをご存知の方にはおなじみの響きです。
Ⅰaug7(オーギュメント・セブンス)
「Ⅰ7#5」とも表記します。
名前を見ると難しそうですが、「ドミナント・セブンスの5度をシャープさせた」だけです。
まとめ
以上です。
お疲れ様でした!
これらを一通りやって終わり、ではなくて毎日5〜10分、この12key練習とダイアトニック12keyを少しずつ練習することを強くオススメします。
ここまでがマスターできた方には、また次の機会に「コード・トーンを曲に組み込んで練習する方法」をまとめて記事にしたいと思います。